無料テーマには無い特定の目的に合わせた機能やデザインが魅力のWordPressの有料テーマを販売している企業のうち、たくさんのユーザーに利用されている有名なブランドを6つご紹介します。
どんなサイトを作る場合でもこれらの6ブランドを探せば必ずと言っていいほど適したテーマが見つかるので、WordPressを使っている方はぜひ参考にしてください。
有料テーマを使う大きなメリットとは
- 欲しい機能を簡単に実装できる
- WordPerssは自由度が高い反面、技術が無ければ好きな機能を実装することができないのが難点ですが、有料テーマを使えば自力でカスタマイズすることなくほしい機能を搭載したサイトを簡単に作成することができます。
- 開発費の削減になる
- WEB制作会社に依頼すれば数十万円以上かかるようなデザインや機能が付いたサイトでもWordPressテーマを使えば簡単に構築できますし、カスタマイズを依頼する場合であっても1から開発するよりずっと安くつきます。
WordPressには無料テーマも大量に用意されていますが、それでも有料テーマを使う人が多い理由は充実した機能とコストパフォーマンスの良さがあるからです。
いくらWordPressを使えば簡単にサイトを構築できるとはいえ、テーマ毎にレイアウトや造りは全く異なっており、途中で変更した場合はサイトの修正に多大な労力を割くことになります(外注しても数万円以上かかる)。
サーバーとドメインを契約し、さらに初めからお金をかけるのは気が進まないかもしれませんが、目的に合った機能が付いたテーマを使えばそれだけ早くサイトを成長させることができますので、気に入ったテーマがあった場合は有料であっても初期投資として購入しておくのがおすすめです。
WordPress有料テーマのブランド6選
1.オープンケージ
ブロガー向けのテーマを専門に開発しているブランドで、テーマは全て人気ブロガーが監修しているのが特徴です。
公式サイトにはブロガー向けであるという旨の説明がなされていますが、全てのテーマにランディングページが用意されていたり、トップページのファーストビューに任意のページへのリンクを掲載できるなど、コンテンツマーケティングやオウンドメディアでの利用にも対応できるように設計されており、モバイルファーストにもなっているので、ブログだけでなくオウンドメディアなどのメディアサイトの構築にも活用できます。
価格も数千円台のものが主であるため、お財布にも優しいのも魅力です。
主な商品
- ハミングバード
- アニメーションによる目立つデザインが特徴のテーマ
- ストーク
- モバイルファーストにとことんこだわったテーマ
2.TCD WordPressテーマ
ホームページからブログ、メディアまで様々な用途に合わせたテーマを開発しているブランドで、圧倒的な商品数と洗練されたお洒落なデザイン、そしてテーマの目的に応じて実装されている多彩な機能が特徴です。
それぞれ異なる機能やデザインを持つたくさんのテーマの中から選択できるため、デザインやレイアウトに凝ったサイトを作りたいときに重宝します。
商品例
- AVANT
- イベント情報を掲載するランディングページの投稿機能が搭載された、イベントサイトやアーティスト、ライブハウス等のホームページに適したテーマ。トップページがインパクト抜群。
- STYLY
- 複数の条件を設定できる高度なサイト内検索機能が付いたポータルサイト向けテーマ。
- KADAN
- WordPressテーマで初めて「縦書き」を実装した和風なデザインが特徴のWordPressテーマ。旅館や料亭のホームページに最適。
- BRIDGE
- アフィリエイトサイトでの使用を想定したテーマで、ランキングやスペック表を簡単に掲載できるほか、広告設置スペースも多数用意されている。コンテンツマーケティングに役立つCTA昨日も存在するため、オウンドメディアでの使用も可能。
3.Emanon
コンテンツマーケティングでの使用を目的としたテーマを専門に開発しているブランドで、CTAやランディングページなどのオウンドメディア向けの機能に加えて多彩な広告スペースも用意するなど、広告収入を目的としたメディアやブログにも利用できる汎用性の高さが特徴です。
商品ラインナップ
- Emanon Pro
- オウンドメディアに適したテーマ。
- Emanon Business
- コーポレートメディアに適したテーマ。ホームページをメディア化するならこちら。
- Emanon Free
- Emanon Proのお試し版。無料で利用可能
4.LIQUID PRESS
シンプルなデザインが特徴のテーマを販売しているブランドで、リーズナブルな価格設定が魅力です。
この記事で紹介しているブランドの中で唯一、WordPress公式テーマをリリースしており、試用版であるLIQUID LIGHTの無料版はWordPress上からインストールできます。
主な商品
- LIQUID LIGHT
- シンプルなブログ向けテーマ
- LIQUID APP
- アプリのランディングページ用テーマ
5.賢威
SEOに強いテーマとして有名なWordPressテーマで、デザインはこの記事で紹介しているほかのブランドに劣る部分が多いものの、内部SEOが最適化されたブログを簡単に構築できます。
商品ラインナップ
- 賢威(1商品のみ)
- 販売しているのは1商品のみで、2018年8月29日現在、1~8までのバージョンが存在するほか、1つのテーマでブログやホームページなどの用途に応じてレイアウトを変更することができます。
6.WING
SEOに強いテーマとして有名な「STINGER」というテーマを販売しているブランドで、内部SEOを最適化したテーマを販売している。
商品ラインナップ
- WING STINGER PRO
- 内部SEOを最適化したシンプルで汎用性が高いテーマで、ホームページやブログに適している。
- WING AFFINGER
- STINGER PROの強化版で、アフィリエイトサイトで使うことを想定した機能をいくつか追加しています。
まとめ:有料テーマはとにかく高機能
ここまでWordPress有料テーマのいろいろなブランドを紹介してきましたが、全てのブランドにおいて総じていえることは、無料テーマより確実に高機能であるということです。
初心者の方は高機能なテーマを買っても使いこなせないだろうと思い込んでしまっているかもしれませんが、有料テーマは例外なく日本語のマニュアルが用意されている(そもそも国産です)ため、それに従って操作しさえすれば難なく設定を行えるので心配する必要はありません。
また、そもそも有料テーマは難しいカスタマイズをせずに誰でも簡単に使えるように機能を盛り込んでいるものであるため、初心者こそ有料テーマを利用すべきです。
多少の費用が掛かったとしても妥協せずに作ったサイトは運営も楽しくなるため、きっとあなたに多くのメリットをもたらすことでしょう。