インプレッション報酬のアドネットワーク
criteo(クリテオ)は広告を表示することで収益が得られるインプレッション報酬型(PV保証型)のアドネットワークで、CPM(1000回の広告表示)ごとに収益が発生します。
収益発生までのハードルは低いものの、クリック率に応じてCPMも上昇する仕様であるようなので、運用の基本はクリック報酬型(CPC課金)のアドネットワークと同じであると考えられます。
導入障壁は高め
criteoについてのインターネット上の情報は広告主や代理店向けのものがほとんどであり、メディア(パブリッシャー)向けの最新情報はまず問い合わせる必要がある時点で導入障壁は高いと言えますが、問い合わせの際に広告掲載を行いたいサイトのユニークユーザー数(UU)を入力する必要があり、一番少ない選択肢で50000以下となっているため、ユニークユーザー数が少ない媒体は相手にされない可能性があります。
ちなみに、ユニークユーザー数の選択肢は
- 3万人以下
- 3万人~5万人
- 5万人~30万人
- 30万人~50万人
- 50万人~100万人
- 100万人~300万人
- 300万人以上
の7つです。
なお、※2018年4月現在、4は3と同様の「30万人~50万人」となっていますが、5の選択肢が100万人~300万人であることを考えると「50万人~100万人」であると推測できます。
パブリッシャーの問い合わせ手順
criteoのサイトには登録ページは存在していないため、広告を掲載したいパブリッシャー(メディア運営者)はお問い合わせフォームから問い合わせることになりますが、フォームの入力方法が所見ではわかりにくいため、手順を解説します。
1.問い合わせページへ移動
まずは以下のURLからお問い合わせページへ移動しましょう。
https://www.criteo.com/jp/talk-to-an-expert/
入力が必要な内容はこの画像の通りです。
※途切れていますが、下に質問等の入力欄と送信ボタンが続きます。
2.会社のタイプを選択
連絡先や担当者名、社名の入力を入力で着たら、「会社のタイプ」をクリックして「パブリッシャー」を選択してください。
パブリッシャーを選択すると、上の画像のように次項の内容の入力部分が表示されます。
3.サイト名またはURLを記載
「WEBサイト」の部分にサイト名またはURLを記入しましょう。
どちらかを入力し、残りは「質問・問い合わせ」の欄に記載すればよいため、悩む必要はありません。
4.UU数を選択
次にユニークユーザー数を選択しましょう。
選択肢は前項の「パブリッシャーの問い合わせ手順」の上に記載しています。
5.サーバーを選択
使用しているサーバーを選択しましょう。
「サーバー」と聞くと多くの人は「レンタルサーバー」などのホスティングサービスを連想すると思いますが、ここでのサーバーは広告ネットワークのサーバーを指しており、選択肢も少ないので、わからない場合は下部にある「その他」もしくは「不明」を選ぶとよいでしょう。
6.問い合わせ内容を選択
画像に映っているように、「今、何に関心がありますか」をクリックして「Criteo Direct Bidder」を選択してください。
7.質問等を記載
質問などの問い合わせ内容を記載し、送信すれば完了です。
相手に自社媒体をよく知ってもらうためにも、サイトの情報を詳しく記載するとよいでしょう。
ただし、画像やファイルの添付はできません。
サービス概要
サービス名 | criteo(クリテオ) |
---|---|
対応機器 | PC/SP |
対応広告 | バナー広告 |
1ページの広告数の上限 | 2つ |
報酬形態 | CPM(インプレッション報酬型,1000回の広告表示ごとに収益が発生) |
最低支払金額 | 5000円 |
掲載不可なサイトジャンル | 不明 |
審査の有無 | あり |
個人の利用 | 不明 |
担当者の年齢制限 | 無し |
運営会社 | criteo |
URL | https://www.criteo.com/jp/talk-to-an-expert/ |